高利貸し
一般的な呼び方で「といち」(すなわち、10日で1割の金利を取る業者)というのがありますが、今では10日で2割3割、ひどいところでは5割というものも珍しくありません。冷静に考えれば、そんなところから借りればまともに返せる訳はなく、その返済のために、次々に借入を起こし、あっという間に借入先は10社を超えることになり、最終的には親族、知人等に迷惑をかけることになるのです。
そうであれば、そのようなところからは借りないのが一番なのですが、一旦悪循環に陥ると、冷静な判断が出来なってしまうから不思議です。
とにかく、借りてしまった以上、何らかの措置をとらなければなりません。
具体的には破産ないし任意整理ということになりますが、この手の業者は追い込みが激しく、自分の力のみでの解決は非常に困難です。
とにかく、早急に専門家に相談してみましょう。
保証人
あなたがその頼みに応じたかどうかは分かりませんが、保証人とは一体何なのかについてはあまり考えたことはないと思います。結論から言えば、保証人ことに連帯保証人の責任はとても重いものです。
例えば、友人に頼まれて、友人が100万円を借り入れる際の保証人となるとしましょう。すると、自分は一銭も受け取っていないのに、友人がその借金を返せなければ、あなたは、残った借金を全額返さなければならないのです。
自分は、一銭も受け取っていないなどと言っても通用しません。
自分は保証人になっただけだと言っても、保証人にはそういう責任があるのですから、あなたは何を言っているのかと言われるのが落ちです。
友人が破産して免責を受ければ、友人は支払わなくともよくなりますが、保証人は支払わなくともよいということにはなりません。結構大変なことだと思いませんか。保証人になる時はよく考えて、出来れば避けることが賢明です。
それでも、保証人となって、責任追及されている人もいると思いますが、その場合は、本人に代わって返すか、任意整理又は破産手続等を取らなければ責任を免れることが必要となります。要するに保証人になるということは、自分が借りるのと同じと考えましょう。
ご相談するだけでも大抵の悩みは解消され、安心できるはずですよ。